膝に水が溜まるのは何故?

膝に何らかの液体が溜まって腫れてしまったり、痛みが発生したりすると“膝に水がたまる”と表現される事が一般的です。

 

しかし本当に膝の中に水がたまっているわけではなく、膝の中には【関節液】と呼ばれる液体が溜まっているのです。

 

関節液とは、関節を守っている関節腔という膜の中に入っている分泌液で、関節に栄養をあたえたり、スムーズな動きを維持する為に潤滑油のような働きをしています。

 

水がたまる原因としては、変形性膝関節症や関節リウマチなどの関節炎や軟骨の損傷、軟骨のかけらが関節内に存在している・・・など様々です。

 

膝に水がたまる原因

膝に水(関節液)がたまる原因として考えられるのは、関節液の中に異物が発生、関節の炎症、細菌感染などです。

 

その中でも多い原因は関節液の中に異物が発生することです。

 

変形膝関節症や関節リウマチなどにかかっていると、軟骨というのは薄くなり弾力性を失ってしまった状態です。

 

その軟骨が骨同士の摩擦により少しずつ損傷していく時に発生した軟骨のかけらが関節液の中に入りこみ異物と認識されるのです。

 

すると、関節液は自分の持つ酵素でなんとかその異物を溶かして除去しようとします。

 

正常な状態ならば関節腔の中には0.5cc程度の関節液が入っているのですが、異物の量が多ければ多い程、関節液は沢山分泌されそれが漏れ出し膝に溜まってしまうのです。

 

また、膝に水がたまりやすい人は

 

●50歳以上の女性
●O脚(膝の内側に体重がかかる為関節に負担がかかりやすい)
●膝を酷使する職業についている
●肥満によるひざへの過負荷

 

膝の水は治療方法も様々ですので、異変を感じたら放っておかずに早めに受診するように心がけましょう。


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